Laboratorism – 新井裕己のハードコア人体実験生活
 

朝には20cm積雪。
前日がかなりの高温で日射もあったから、南面はかなりドロドロレベルまでやられてるだろう。
んで、その上に夜はが結構強く降ってから、雪に変わってド湿雪。山の上のほうは30cm以上

まあ確実に南面はやばいでしょな。オープンは雪崩るだろね。

ってことで、いつもの某スキー場。
平日はガラガラなのでおイタもせず、ゲレンデ内で十分。
しっかし上越クリーム雪
ちょっとターンを深くすると片足取られる。
こういう雪のときはチョッカるしかないね。

で、1本くらいと裏へ。

まあ、基本ツリーなんだけど、戻るところがオープンのトラバースだったわ。
忘れてた

まあ見事なまでにピキピキピキ、ズズザーっと面で雪崩れましたよ。
サンクラストがシャバシャバになったところの上ね。
弱層じゃなくて、雪質の違いでドーンですわ。
破断面30cm。幅は30mくらいかな。

久々の低速移動中の雪崩。

自分の上に亀裂が入って、コンマ何秒かでの判断を迫られた。

とりあえずの結論、
耐える!

キラーカーン天山広吉か、はたまた桜庭和志ばりのモンゴリアンチョップを雪面に叩き込んで、アンカーに。

ふへー、流されなかったよ。
あぶねえあぶねえ。

さ、湯沢周辺、まだまだドカドカ降ってますが、少なくとも南面はやばめですねー。
080130のレインクラストの上に木金で60cmくらいは積もるでしょう。
で、土曜日が晴れそうと。

いやー、事故起きそー。
パートタイマーにありがちなヒューマンファクターですが、休日とコンディションの天秤、間違えちゃなりませんよ。

昨日は1日中ミゾレくらいなド湿雪がパラパラで、今日に至っては見事に晴れ上がり、サングラスなしじゃいられないまぶしい太陽の下、6度くらいまで気温が上がり、一気に雪解けちゃいました。

滑るにゃイマイチな天気なんで、この前見つけた山を偵察に行ってきました。

駅前から。

クリフも多いし、50度くらいな急斜面が横にずーっと並んでいるし、ロケーションも非常にいいんですが、標高低いんで、ヤブがうるさいなあ。
しかもこの雪だと生コン状態だからなあ。
うーん。封印かなあ。
標高差200mくらいしかないしw。

夜になってやっと降ってきたけど、気温が4度もあっちゃあ見事にです。
湯沢周辺は滑るところたくさんあるんですけど、クライミングジムがないのが問題ですわな。
身体がなまりますわ。移動しようかなあ。

ということで、ホームセンター巡りとネットと読書で終わった一日でした。

 
あ、昨日から攀骨出荷開始しました。
順次届いているようで、とりあえずホッとしております。

使用した感想など、どしどしお寄せください。
お待ちしております。

もう10年以上アルペンブーツ以外で雪山に入ったことはないんで、歩きづらいとかは全く思わない身体になってしまいました。

兼用靴と違って歩行モードがないので、足首は前傾したままで、直立できません。
さらに、シール歩行のときにスキーを前に蹴り出すことができません。
つまり、滑らせて歩くことができず、パタパタと持ち上げて歩いています。
が、そういうもんだと思えばそういうもんです。

逆にメリットもあります。
板に固定するタイプのスキーアイゼンを付けていると、滑らせて歩くときには抵抗になるでしょうが、パタパタ持ち上げているので、全く気になりません。

ということで、シール付けたら、いつも同時にスキーアイゼンも付けちゃいます。
このおかげで急傾斜や硬い雪面に出くわしても、そのまま登っていけるので便利です。

で、スキー外す急斜面で、アイゼン付けないツボ足歩行のときは、キックステップはバシバシ入るので問題ないです。

 
しかし、斜度のない硬いところを歩くときは、アルペンブーツは最低です。
雪の切れた林道とかを歩くのが苦手。

強引な対処法として、シールをエッジを隠すように全面に貼ってあるので、雪がなくてもシールのまま歩くという技も使いますが、さすがに短い距離だけ。

完全に雪がなくなった乾いた林道ならば、ザックの中に軽いマラソンシューズとかを突っ込んでおいて、それに履き替えるのが楽ですが、ちょっとでも雪残ってるとずぶ濡れです。

まあ、クロロプレンソックス(ネオプレンはデュポン社の商標)履いてるんで、靴はビショビショでも素足は濡らさないっていう夏向きな方法もあるんですが、さすがに雪に対しては冷たいです。

ゴアの防水ローカットシューズとかアホだと思うんですがねえ。ゴアなんか不完全な透湿性でムレムレだし、足首から水やら雪やら入っちゃうし。
ローカットシューズはメッシュでをよくして、濡れても排水して、すぐ乾くってほうが賢いと思いますが。

 
さらにさらに、アルペンブーツの弱点は岩場
アイゼン付けたとしても、足首曲がらないので、さすがにクライミングは大変です。
リアルなミックスクライミングはさすがにアルペンブーツではかなり難しい・・・。

 
で、この林道岩場の2大弱点を解決する方法があるのです!
ババーン!

そもそも、アルペンブーツの中には結構しっかりとしたインナーブーツが入ってるじゃないですか。
これは保温性もあるし、それなりに足首も曲がるものです。
ただし、インナーブーツで歩くとソールもないし、防水性もないですから、すぐ壊れます(実験済)。

要は、このインナーブーツにかぶせるソール付きオーバーシューズがあればいいってことです。
それが、これ。
NEOS Overshoes

そもそも普通の無雪期用の靴の上にかぶせて、雪上を歩くようにできてるものです。
かなりいろんなタイプがあるんですが、インナーブーツに被さる大きさのはこれ。
NEOS Overshoes: Adventurer
Adventurer
スパイクとか保温材は邪魔でしょう。岩場ならアイゼン付けるだろうし。

つまりは、このネオス+インナーブーツでスノーシューやらアイゼンも付けられるし、もちろん林道歩きも怖くない!
ゴム長靴と違って、ストラップが付いてるのでパカパカいいません。

さらに背負う分も板+ブーツのシェルだけになるので、ちょっと軽くなる!

冬期立山33km歩いて入山するときも、除雪が進んでいるところはこれで歩いたんですよ。便利便利。

が、岩場ではまだ使ってないです。
スノーシューも持ってないし、これに合うアイゼンも持ってないので。
今度ボーダーの仲間に借りてみよう。

車内生活ではダウンのテントシューズ履いてるんですが、その上にネオス履いて出歩いてます。
車の運転もこれですね。
冬は履きっぱなし。

欠点は、透湿性ゼロ完全防水なんで、長く履いていると蒸れて結露します。
が、まあ、この中にインナーブーツやら分厚いものを履くんで、脱ぐときまでは気付きませんけどね。

それと重量ですか。両足でちょうど1kg
悩ましい重さですが、他にいい方法がないですからねえ。


ということで、やってはいないですが、これで水深30cmまでなら、川の渡渉も怖くないですぞ!

Iiji Slider後日談。

今日は1日中S-1くらいの降りで、全く話しにならんので、狙ってるプロジェクトの林道除雪状況を確認に行ったくらいで、後は締め切りを過ぎちゃった原稿書いてたんです。

で、書き上げたのでメールしたところ、その担当者のお方から、

> ちょうど知り合いが岩原でパトをやってて、
> ついこの前、飯士山に登ってたひとがセッピを落としたぞ
> なんてメールがきて、まさかまさか、

って、なんでこの業界、こんなに狭いんだ!

 
いや、もう、ホントにすんません。
雪庇が割れた瞬間、自分の安否よりも「ブロックがゲレンデに落ちたらまずいよー」という方が先に浮かびまして。

しかし、次の瞬間には開き直って
雪庇の下にコースがあっちゃまずいだろ!」
ということで罪悪感を払拭しました。

実際、雪庇は自然崩落する可能性もあるわけで、海外のスキー場だったら雪庇成長前に爆薬で崩落させますわな。雪庇カット用ワイヤーみたいのもありますし、パトがスキーカットすることも多いです。

 
ということで、雪崩に関しては、誰が起こしたなんてのはあんまり意味がない責任論で、それよりも、起きるってことを前提としたリスクマネジメントが重要なわけです。

下に人がいるんだから気をつけろ!
じゃなくて、
そんなところにいるな
です。

パッと思いつくところでも、昨シーズンの八甲田のも、今シーズンの上ホロのも、どうして起きた、誰が起こしたかばかりが報道されますが、そこじゃないでしょポイントは。
雪崩地形の中で大人数が固まってたことが一番の問題であって、雪崩が起きても、下に人がいなけりゃ事故にはなりませんよ。
 

独善的な意見を書いた上で、社会がそういうことを共通理解してくれていない現状では、まあ、下に人がいないか確認してから滑るとかでしょうかね。

なので、土日に混んでるエリアに入るのははばかられます。
頭じゃ開き直る理論を展開できても、やっぱり雪崩で人を埋めちゃったら後味悪いもんなあ。


ということで、雪崩予測は現状じゃ相当精度が低いんですわ。
これがどこまで正確になるかなんてのは、雪と地形の多様性を考えたら、まあ難しいでしょうね。
ピット掘ってもそれがどれだけその後の事故を減らすかっていうと、遭難したらマスコミに叩かれるっていう恐怖心を煽った方がよっぽど事故は減るかもしれないw。

逆に1回掘っただけじゃああんまり意味のないピット掘りが、ピット掘ったんだからオッケイみたいな免罪符的に使われても困るわけです。

それよりは、雪崩が起きても事故にはならないことのほうが重要なはず。
そのためには「」「地形」「」のアバランチ・ハザード・トライアングルをもっと均等に理解せにゃいかんです。

発生区の大きさ(集まってくる雪崩の量を見ておく)やら、雪崩流路と堆積区の判断(V字谷だと深く埋まるけど、開けた扇状地みたいなところなら埋まっても浅い)やら、地形の罠の有無(流されてく先に崖やら木やらがあると致命的)を見たり、スラフを避けるように滑走ラインを斜めにずらしたり、スラフのスピードをチェックしたり。
積雪の不安定性のチェックより、事故をなくすために考えるべきことはたくさんあるはずです。

人の面から言えば、空いている平日にばかり滑ったり、誰も入ってこないような場所ばかり滑ったりするのも、ある種の雪崩対策なんですよ。

一番乗りでファーストで突っ込むのは、ノートラックを楽しみたいのもあるけど、もちろん雪崩の可能性は高いでしょう。しかし、後続に掘ってもらえる可能性もあるわけで、その点では安全とも言えます。
雪崩れないかどうかビクビクして、一番最後に滑って、ちょっとラインをずらしたがために、そこで雪崩れたら、掘ってくれる仲間はもう下にしかいませんからね。登って掘ってくれるまで何分かかることやら。

とにかく、ちょっと雪の物理学に執着しすぎじゃないですかってことです。
雪の不安定さは雪崩の原因にはなるだろうけど、人身事故の原因かと言われれば、それはまた違う話でしょ。
雪崩地形に誰もいなけりゃいくら不安定でも人身事故にはなりませんて。

滑り手としては、AvaluatorALPTRUThみたいなものを作る方が、よっぽど雪崩事故減らすと思うわけです。

なんか初滑降なんすかね?

じゃ、ルート名ですが、
・飯士山
・お手軽
・滑り台
ということで

Iiji Slider

もちろん有名映画タイトルとかけてます。

じゃ、そのイージースライダーの動画をどうぞ。



滑り自体に難しいところはありません。40度弱の一枚バーン。贅沢な滑り台です。
アプローチも短いですが、狭い尾根にお気をつけを。


2008/02/12追記:
佐々木大輔氏らによって5~6年前に滑られているとのこと。本人談。
Iiji Sliderというルート名は気に入ってもらえたようなので、そのままでw。

2008.1.28

飯士山西面 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加

「ラインに芸術性を求めている」と発言してきた。

そそり立つ絶壁は美しい。
白い正三角形も美しい。
狭く細いルンゼも美しい。

そして、作られた滑り台のような地形が、自然の中に現れる奇跡も美しいと思う。

 
そういうところを滑ることに意義を見いだしている自分は、新しい土地でぐるりと山を見回す瞬間に、ある種の興奮を覚えさえする。

苗場山東面を滑った日、越後湯沢の街に降りていくときに、正面に大きな滑り台が見えた。
神立の湯のあたりから見た飯士山
樹林に囲まれた山の中で、なぜかそこだけが滑り台のように無木立の白い一枚バーンになっている。

滑り台は、滑ってこそ滑り台だ。
滑ろう。

早速ノートPCを立ち上げ、地図ソフトを起動する。
山頂直下の肩の部分までリフトがかかっているのが見えるので、山座同定は簡単だった。

飯士山、1111m。

別名「上田富士」と言われ、見る方向によっては富士山型に見える成層火山。
北西から時計回りに南南東までは、見事なまでにスキー場に開発され、山頂近くまでリフトがかかっている越後湯沢のシンボル的な山である。
残る南~西面は、かなり切り立った急傾斜のため、スキー場の開発をまぬがれたということらしい。

あの滑り台は見た目以上にいやらしい。標高が低く、日が当たればあっという間に雪が腐るだろう。
コンディションの見極めがポイントになる。
理想はドカ雪が昼まで続いた後、夜に雪が止めば、雪はパウダーのまま安定する。その翌日の午前中が勝負だ。

リフトアクセスを考えれば岩原スキー場から登ることになるが、帰りは旧ファースト石打側に出ることになる。
登り返したくなければ、車が2台必要だ。

 
この条件が整う日はなかなか訪れなかったが、別に待ち望んでいたわけでもなく、そこまで思い入れていたわけでもなく、条件が整ったときにサックリやったろうと、心の片隅にほったらかしておいたプロジェクトだった。

 
1月27日。ドカ雪の某スキー場2連発でパウダーインフレ起こし、心身ともに疲れ果てたSさんとレストハウスで「明日は晴れますけど、どーしますかね?」と作戦練っていたとき、あの滑り台を思い出した。
条件が揃うチャンスだ。
「一発やっちゃいましょか」

 
翌朝、除雪末端に車を1台デポ。
もう1台で岩原スキー場へ。上部の平日無料駐車場に停め、リフト400円×2本でゲレンデトップへ。

シール歩行はいきなりの狭い尾根で始まる。かなり狭く、急斜面ではキックターン後は2歩程度しか歩けず、またキックターン。しかも左側は雪庇になっていて、一度は見事に崩落させてしまった。ブロックがゲレンデをかすめて沢に流れ込む。危うく危うい。反省。

稜線上に残るウサギの足跡をたどるように、100mちょっとの登りで飯士山山頂へ。25分。お手軽なれど、雪庇と急斜面の間で神経を使う登りだ。

飯士山山頂から岩原スキー場を振り返る

飯士山山頂からドロップポイントになる真東のピークを見る

しばし展望を楽しんで、真東に伸びるヤブの狭い尾根へ。シールを外すか迷ったところだが、結局そのままスキーアイゼンも外さず突入したところ、相当狭い上にヤブが濃く、ヒールフリーでかなり危ない目にあった。

ドロップしたピークから飯士山山頂を振り返る。細いヤブ尾根がいやらしい。

なんとか東のドロップポイントのピークへ。ピーク周辺は踏み抜いた先は笹の地面だった。雪が薄い。

滑り台をのぞき込むと予想通りのすばらしい斜面。全体を通して35~40度の一枚バーンが続く。

準備して、リフトトップからちょうど1時間でドロップ。

今日は2人いるので新井は左側、Sさんは右側を。
左は下に行くに従って、軽くチューブ状になるのが面白い。チューブ内の雪は日陰なので、軽いパウダー。時々硬いクラスト面に当たるくらいの積雪量で、思ったよりスピードが出てしまうので、少々抑え気味に。チューブ地形に当て込んだり、軽くギャップを飛んだりして、さらに下の沢まで吸い込まれる誘惑を振り切って、最後は右に出て終了。

すばらしいとしか言いようがない。アラスカの斜面を思い出させる。
体感は40度弱といったところで、地形図測定とも合致。

Sさんのラインは雪が薄く、岩を踏んだところもあったようだが、中央の軽い尾根地形よりも右に出てからは良いパウダーだったようだ。

滑り台を滑るSさん。中央は岩の上に薄い積雪。

遠目からの期待通りの、すばらしい滑り台だった。
振り返ると滑り台の端にある奇岩「負欠岩(ふっかけいわ)」がいいアクセントになっている。

 
ここからはヤブヤブを覚悟していたが、早めに右へトラバースしたところ、それほどヤブに悩まされずに日陰の沢へ入れた。沢地形内は雪もよく、滑りも楽しめる。
降りすぎないように再度トラバースしていくと、下部に雪に覆われた林道と段々畑が見え、針葉樹の植林帯に入る。ここは濃いめのツリーランといった感じで、ストレスなく滑ったまま、狙っていた林道カーブに合流できた。

林道から振り返る飯士山の滑り台

既に標高低く、ステレオタイプな生コン上越湿雪だが、表面は5mm結晶の表面霜なので、斜度のない林道の割に予想以上に滑ったまま進めた。途中多少はシールなしで軽く登ることになったが、大汗をかくほどではない。

予定通りにデポした車に到着。2時間弱のお手軽ツアーだった。
ここまで予想通りのツアーは珍しいくらいで、予想外の部分はむしろいい方に外れた感じだった。
前日が誕生日のSさんに、よいプレゼントができたと思う。

 
飯士山自体の他ルートの可能性としては、ドロップしたピークから北の沢は日陰で雪もよく傾斜も45度を超えるので楽しいと思う。また、滑り台の右、さらに右右の沢もいいだろう。

しかし、全ては滑り台を滑ってからだ。
チャンスを掴むのは難しいが、これ以上の滑り台には未だお目にかかったことがない。

自然の造形がなす滑り台の奇跡を、越後湯沢で見ることができる。

S先輩が使ってるネオプレンソックスがこちら。



キャラバン(Caravan) 渓流ソックスプロ1mm(ペア) S 190ブラック

ちょいとお高いが、厚さ伸縮性も完璧。空気穴も開いてない。
今のところベストチョイスかな。

もうちょいと長いほうがスキーにはいいと思ってたが、よくよく考えてみるとここは難しいところ。
スキー用ソックスって脛上まであって、タイツも脛上までめくり上げる感じでしょ。
そういうソックスで、足首まである普通の山用タイツを履いちゃうと、結局脛部分が2重になっちゃうから、それだったら、こういう短いソックスで足首上まで覆い、そこから上はタイツで覆うほうがよいのかもしれない。

となると、これが現段階のVBLソックスランキング1位かな。

って、アタクシ使ってませんがw。安物使いでサーセンw。

今日も某。
15cmくらいの降雪だが、一応リセットされている。

日曜だし、混んでるゲレンデはサクサクと終えて、裏へ。

昨日狙ってた60度弱のところを通そうと思ったけど、よく見たら、そこは雪薄くて岩だったので、スラフにまかれながら一瞬で考えて、やっぱり横の55度くらいのところでお茶を濁してしまいました。

が、やっぱりすごいよかった。
その先は45度くらいのディープパウダーだし、ハイスピードで突っ込める広さ。
すばらしい。
 

今日はさらに違うエリアも開拓して、こっちもかなーり広い。
ポテンシャル十分
やべー、まだまだ開拓できるなー。

 
が、途中から3日連続で攻め続けてるので、足が終わってきた。

ついでに、心も折れてきた。
もう完全にパウダーがインフレ化してしまった。
アラスカでヘリスキーやってると感じるのと一緒。
次第に集中力も薄れるし、もちろんパウダーのありがたみも薄れていく。

3日で標高差30000mもパウダー滑ってみなさいまし。
1日1本1000mレベルの山スキーやるとして、30日分だよ。
下手すりゃ普通の人の1シーズン分のパウダー滑ってしまった。
あわわ。

ヴァルディーズあたりのヘリスキーだと1本1000mで、1日6本の6000mが保証ライン。
今年あたりは値上がりしてるから、1日700~900ドルとかでしょ。1日10万か。
(昔は安かったなー。半額って感じでしたわ。それでも高いけど。)

で、ヘリスキーも1日6本滑ると、なんか途中の1~2本は記憶から薄れるのよね。
やっぱり1日4000mくらいがパウダーインフレ起こさない限界ラインかな。
ヘリスキーのパッケージで1週間パックとかあるけど、記憶に対するコストパフォーマンスは最低だと思うなあ。

それに対し、自分の足でしっかり登って滑った1本は、しっかりと心に残るんだよなー。
やっぱり集中力の密度の問題だろなあ。


ま、ということで、リフト使ったパウダーもやり過ぎるとインフレ起こすのでほどほどに。
って、山だけじゃ全然上手くならんので、もちろん効率よくパウダー滑れるゲレンデは欠かせません。
結局は滑った質と量、その両方の積の勝負ですよ。
クライミングもスキーも一緒よね。

 
ま、明日は天気よさそうだし、サクサク移動して山登るぞー。
って、狙ってるプロジェクトはほとんど登らず着いちゃうんだけどねw。

2008.1.26

すさまじい このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加

いつもの某スキー場。
土曜日なので結構な混雑
が、こちとら裏専門でサーセンwww。

今日は、お仲間2名を案内したわけですが、楽しんでいただけたようで。
というか驚愕していただいたようです。
なんじゃここは。

開拓を進めていたら、50度オーバーのシュートを見つけてしまった。
斜面の雰囲気はニペソツ山のヘッドウォールそっくり
かなりの難敵に武者震いが起きて、深呼吸してからドロップ。

対岸斜面からは見えない全くのオンサイトなので、ちょっとセイフティーに先の見えないところは回り込んでみた。
クリフかと思ったそこは、60度近い面ツル雪壁!うぎゃー。

で、その下もターンできるくらいの広さの50度弱のシュート。
そのまま広い雪面に飛び出るんだから文句の付けようがない。
ちょっと短いけど、近年まれに見る夢のようなテクニカルライン

この傾斜でディープパウダーなので、フェイスショットというか、スプレーで前は全く見えなくなるし、スラフにも確実に巻き込まれるが、結構重めパウダーだったので、遅めのスラフには追いつかれず、かっ飛ばして逃げ切る。

 
全くの登りなしで、こんな斜面に出てしまって、もうこのスキー場に死角なし
だって死ねちゃうよ。ホントに。
降ったらここ。もう浮気なし。

5m級のマッシュはあるし、急斜面のオープンも、ツリーも、ヤブもなんでもあります。
強いて言えば着地のよさそうなクリフがないくらいか。
でも、地形図だと崖マークあるから、探したら出てきそうだから怖いわあ。

で、またゴン降ってる。リセットされちゃうのか。
やれやれ、うれしい悲鳴でも上げてみよう。
ギー

明日は、今日巻いてしまった60度斜面、真っ直ぐ通します。

2008.1.25

またも無限 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加

予定していたスキー場で目覚めると昨日と変わらない強風が吹き荒れていたので、さっさと見切って、いつもの某スキー場へ移動。

ここは降りさえすれば、はずれないから。

で、やっぱり見事に大当たりで、昼の間だけで25cmくらい降ったもんで、朝のトラックは昼には埋まってしまって、おかげで無限ノートラックに。

滑れども滑れども
なおノートラックは尽きること無し
じっとパトを見る
(石川啄木)

しかも、開拓にいそしんでいたら、ますますすばらしい斜面を見つけてしまいました。
もうここに住む!それでいい。

ま、今日はホントにリアルノートラック10000mかもしれん。おそろしー。


ということで、明日もここ。
久々に休日スキー場なんで、混み方がわからんです。
ま、お仲間もやってきたので、これから久々に飲みますよー。

ちなみに今もゴン降り
本気でやばいっす。

 
 
あ、小山田大ブログからいらっしゃった方、どうもいらっしゃいまし。
クライミング専用インソール「攀骨」のことは、左のタグクラウドの中の攀骨タグをクリックすると、関連記事が読めますので、どうぞごゆるりとお読みくださいまし。

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