Laboratorism – 新井裕己のハードコア人体実験生活
 
2008.3.31

視界ゼロ このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加

朝起きたらド湿雪10cm
で、視界ゼロ。

普段ならゲレパウ+オイタくらいでちょうどいい感じなんだろうけど、春なもんでゲレンデ非圧雪はコブコブだし、オイタはクラック入ってたりするんでなかなか難しい。

ツリーラインの山に登ろうにもちょっと積雪不安定性も高いし、そもそも何も見えないし・・・、
レスト

 
この南岸低気圧が抜けた明日はガッツリ冬型
上空5500mには-30度以下の寒気がいるし、ガシガシ降る感じだー。
20~30cmは堅いね。
ウシシ。

神奈山北面降りてから、Hさんのお誘いで斑尾のリゾートホテルにお邪魔してきました。

温泉は相当しょっぱい泉質で、ゆったり。
夜はアルコールガブガブ飲んでぐっすり。

で、ちょっと遅めで斑尾高原スキー場へ。
まあ、ホテルの裏がゲレンデなんですが。

もちろんシャバシャバザラメなんで、Sさんから借りたAtomicのR-Ex(184cm・センター84m・R23m)を使うことに。

んー、この板、かなり張りがあって曲がらない
GS板のセミファット版ですな。
H112と似てるかも。

これも今はディアミールなんで、ナクソーかデュークにしたら乗り味変わりそう。

ちょっと面白いのは、センターが相当後ろで、184cmの割に前が長い感じ。
ちょっと後ろ乗りするとウイリー気味になるくらい。
まあ、パウダーチョッカリ用なんでしょう。
整地では相当前に踏み込む感じです。

が、シャバザラメでは踏みようもないので、昼前からコブメインで。
カービングとパウダーしかしないSさんに、コブの滑り方を講習したり。

2点だけ。
ストックの逆の手は正拳突き
板を横にしない

自分的には最近長い太い板しか乗ってないので、センター84mmとはいえ、切り替えが早くて、なんとも滑りやすい。
多分テールが短いからだろうなあ。

ということで、一気にコブが楽しくなって、午後は一人でずっとコブ滑ってました。
なんつーか、他のコースは荒れまくったザラメが、さらにストップスノーになってるんで、コブがむしろ一番板回しやすいくらい。
春はコブよね。

とはいえ、ゲレンデで汗かきながら息をゼエゼエさせるのはコブくらい。
こりゃあ痩せるわ。

んで、ああ、腰がいてえ。

今シーズン分のショートターンをしまくりました。
が、結構楽しかったので、暇な日はザラメコブでも練習しようかなー。

ザラメの上に20cm降雪予報。さて狙うは・・・、
神奈山北面。

この前、ダイちゃんと大毛無山登ったときにチェックした妙高北面のシュートの数々。
標高差も取れて、見た目もかっちょええのが神奈山北面。

地図でチェックすると見た目通りのよさそうなシュートが並んでるんだけど、記録をほとんど見ないのは、降りた後「どうやって帰ってくるか」が問題なんです。

濁俣川沿いに第3発電所まで出て林道滑って帰ろうと思ったけど、地形も複雑だしちょっと遠いなあ。

ということで、片貝川を小屋場杉まで滑って、尾根に取り付いて藤巻林道で休暇村に戻るルートを選択。
沢が割れてなきゃ大丈夫でしょう。

ルートマップ。赤が登り。青が滑り。


3/29 
休暇村にSさんの車をデポって、関温泉スキー場からスタート。
天気は小雪でガスガスで視界なし。

いつもだったら絶対登らない天気なのに、なぜかやる気マンマンで。
久々の山、久々の降雪だとモチベーションが異常。
パートタイマーの山屋さんが、無理矢理突っ込む気分をちょっとだけ共有できましたw。

リフト9時からでウダウダと待ってたら、登山する人はコース内を歩かれても困るから、上のリフトを先に動かしてくれるとのこと。
正規だと10:30からなので、1時間くらい先に上がれる。
わーい。

ということで、ゲレンデトップ(1200m)を10時チョイ前にスタート。

久々の運動なれど、ダイエットで最大酸素摂取量がアップしてるので、サクサクと登る。
通称「三角」の頂点まで標高差300m弱を35分くらい。はええええ。
ダイエット恐るべし。

1700mくらいのところはクラックが入りまくった雪壁で、シールを外してアイゼンで登攀。
ピッケルが欲しかったくらい。

その上からまたシールに戻したが硬いクラストの上に新雪なので、結構危険。
山頂直下で再びツボ足クライミング。

なんだかんだで、上の方は狭かったり硬かったりで、山頂着は12:30。
結構かかりました。

 
何気にずっと小雪混じりで視界もあんまりないものの、予定通り北面へドロップ。
どのシュートを降りても、最後は片貝川に出るので、適当に。

が、待望のパウダーはどこへやら、北面上部は風に飛ばされててカリカリカリカリ。
んー。斜面は最高にいいんだが。

吹きだまりを狙って沢地形に入ってみたら、おお!底なしパウダー!
わーい。

って、あれ?面が動いてる?
雪崩だー!

スラブのど真ん中にいるので逃げられる感じじゃない。
さっさと山側に倒れ込んで雪面にパンチして、手をアンカーにしてみたら、さっくりとクラスト面に刺さったのでちょっと流されただけで済んだ。
ほ。

破断面が15cmくらいなんで、スラブが薄かったのがよかった。
まあ、雪自体も重めなのでデブリもすぐ下の傾斜の落ちたところで止まったけど。
それでも幅が40mくらいは落ちたので、やばかったです。

ということで、ちょっと尾根地形をメインにサクサク降りる。
いやー、いい斜度。
ずっと35度一定。すばらしい。

途中でかなり開けた面が出て、そこはまた雪がかなり柔らかくてナイス!と思ったが、踏み込んだとたんにピシピシっとクラックが。
やばいよやばいよー。
後続のSさんに叫んで尾根上に移ってもらう。
ヤレヤレ。

1250mくらいのところで右の尾根を乗り越えることにする。
するってーと、見事な広い沢!
なんか北アルプスみたい。
感動した!

この沢の中は斜度も30度くらいになってるので、やっと吹きだまりに踏み込める。
シャバシャバのザラメの上に20cmくらいの新雪なので、見事に底付きしないパウダー。
ちゃんとスプレーも上がる。
ロケーションもすごくよくてかなりナイス。

そのまま870mくらいまで広い沢のなかを快適に飛ばす。
本当に広い真っ平らな沢で、起伏が全くないので、不自然だなーと思ってたが、よくよく周囲を見ると、明らかに今シーズン折れた太い枝がちらほら落ちてる。
太い木の上の方を見ると、頭上4mくらいのところでバシバシ折れてる感じ。
ああ、つまりは真冬に雪崩で吹っ飛んでるわけだ。
樹木の枝がフォーク状に幹から分かれてたら、雪崩の跡ってことだからねー。

ということで、不自然なまでに平らな理由は、ソフトデブリできれいに埋まっているということのようです。
まあ神奈山北面で雪崩れたら、全部この辺りまでは止まらないということでしょう。

片貝川と合流してからは、沢のボトムをスイスイと。
段々と沢が割れてくるので、右側の斜面を高巻き気味に滑ったり、逆に左に渡ったりするが、基本的には登りはなく、スノーブリッジを渡る時に歩くくらいで、滑って630mまで。

ま、途中でワックス塗り足したりしたけど。
雨に近い小雪なので雪はシャバシャバだし、ウェアは濡れるし結構大変。

さて、ここから登り返し。
まずは片貝川から抜け出ないと。
側面は雪も割れてるので、雪壁と木登りと泥壁登りのミックスを登って脱出。

すると広い雪原で、そこに小屋場杉という大きな杉が。

小屋場杉。だと思うw。

見事。

で、ここから狭い尾根をガツガツっと100mほど登れば藤巻林道に出るはず。
サクサクシールで登ってたら、ん?なんかおかしい?
って、げ、取り付く尾根間違えてるじゃん!
滝ノ尻沢挟んでクライマーズライトの尾根に取り付いちゃった・・・。
早めに気付いて良かった。

降りて登るのも面倒なので、シールで滑ったりしてトラバース。
が、雪は割れてるし、途中からでかい滝は出てくるし、相当なルーファイ能力を駆使して、アルパインクライミングチックになんとか尾根に。
ふへー、疲れた。

後はガシガシ登ったら林道に出て、ウダウダくっちゃべりながら30分くらいで休暇村に。

結局15時過ぎ。
なんだかんだで5時間くらいだけど、雪壁登りも多くて結構ハードでした。
ちょっと時期が遅すぎたかな。
 

滑りのルートとしては、かなり理想的な35度均一斜面で、ラインも取り放題で、しかも北面なので、もう言うことない感じ。
是非是非パウダーの時期に滑りたい。
平均斜度30度で標高差800m滑れるパウダーバーンはなかなかないでしょう。
シュートも選べば45度程度のはバリバリあります。

その後の広い沢地形もすばらしい。ここの標高差200mも侮れず良いです。
その後は沢ボトム滑りだけど、もうちょっと時期が早ければ沢も割れてないからサクサク滑れるでしょう。
全体で標高差1300mの滑り。ツリーもしっかりあるので、天気悪くても大丈夫。
どう降りても片貝川に出るので簡単簡単。

が、あんまりにもパウダーすぎる時期だと、下部は下りラッセルになっちゃうかもなあ。

で、小屋場杉からの帰りも雪が割れてなければそんなに大変じゃないはず。
まあ、林道はラッセルになるかもしれないから、やっぱり時期が難しいけど。

完全北面なんで、他の雪が終わってきた頃に上部のパウダー狙いで滑って、下部はザラメ化してたりすると楽に行けそうなコースです。

妙高周辺ってなかなかいい北面コースがなかったんで、いいルート開拓できました。
めでたしめでたし。

2008.3.28

久々に出動 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加

細々したお仕事も終わったので、今日からまた信越国境付近に移住します。

火曜くらいまで降りそうですしね。
ザラメ化するまで待とうかと思ったけど、そろそろ動かんとね。
ラストパウダーかもしれんし。

ま、ヒキコモリの間、運動ほとんどナシで約3週間で4kg痩せたのでオッケイでしょう。

なんせ体重1kg痩せるとフルマラソンの記録は3分縮むと言われております。
12分相当の持久力がアップしていることでしょう。ニマニマ。

それでは明日はいきなり新ルートへ。
ツリーだから天気は関係ないー。

記事書いたのにアップ中にサーバー死んでたのか消えて失せた。

やっぱりテキストエディタで書いてからアップしましょうね。

ということで、またの機会に・・・。

クライミングマガジンのHot flashesに出てたけど、アコンカグア南壁スピードフライングで滑降されたらしい。
Speed-Flying Descent of Aconcagua South Face

山って下りが面倒だから、ディーンポッターみたいにベースジャンプで飛び降りちゃう人もいるけど、ベースジャンプは完全に垂直以上じゃないと壁に当たっちゃうからなあ。
南裏さんみたいに引っかかっちゃうかもしれないし。

んで、パラグライダーだと荷物は重くなるし、気流が複雑だと難しそう。
上昇気流で上がったりする必要ないし。

となると、実はスピードフライング(スピードライディングとかスピードグライディングとかスピードパラともいう)が一番汎用性がありそう。
つか、スキーヤー的には躊躇なくクリフに突っ込めるのは夢のようだわ。

これを初めて見たときは結構衝撃受けました。アイガーよアイガー。



 
ちょっと調べたら、キャノピーの大きさで速度と飛距離が変わるっぽい。
つまりキャノピーがでかいとゆっくりになって、地面より空にいる時間が長い感じ。
滑空メインね。
キャノピーが小さいとスピードが出て、滑ってる感が強くなる。
ジャンプに飛距離が出る感じかなあ。



せめてこれくらいは滑ってる感があったほうがいいなあ。
個人的にはスキー7:空3くらいがいいんだけど。 

動画見てると、キャノピー操作でターンしてて、スキーによるターンはやりづらそう。
考えてみりゃそりゃそうで、体軸とキャノピー軸?がずれたら滑れないもんねえ。

どんくらいコントローラブルなんだろうか。
カイトスキーとかはホントひっぱられてるだけみたいだしなあ。

ま、山降りるには究極じゃね?
栂池でやってるから体験行ってみようかなあ。
スピードパラグライダー|栂池パラグライダースクール

シュラフを改造しました。

某連載にも書きましたが、シュラフの背中側は体重でロフトが潰れちゃうので無駄になります。
ということで、背中に中綿の入っていないトップバッグ(ナンガのマットマン150SPDX廃盤)を使ってたんですが、ワタクシ、サイドスリーパー(横向きで寝る人)なので、マットをトップバッグの底面ポケットに入れてしまうと、むしろ空間ができてしまって対流が起きて寒い状態になってしまうのです。
やっぱりシュラフはなるべく身体にくっついてないと。

ということで、トップバッグながらにマットを入れずに使ってたんで、無理矢理空間なくすために底面を引き寄せてシワにして寝てました。
結局マット入れるタイプのトップバッグって、言わば半封筒型という感じで、横が広すぎなんですな。

ということで、ポケットになってる2重底をさっくりと1枚切除して、横も正しいマミー型になるように縫い合わせてみました。

底面部。両側縫うのは面倒だったので、片側を無理矢理斜めに切断。非常に不格好です。

んで、ぶっちゃけジッパーって全く使わないので、全部取り払い、縫い合わせました。

 
ということで、もともと570g(ダウン量150g・860FP?780FP?)の寝袋が450gになりました。
120g減量。2割減はすばらしい。

 
寒けりゃ50円のペナペナビニール雨具(43g)をファーストレイヤーの上か下かに着て、VBLにして、手持ちの衣類を全部着込めばオッケイです。

ひっぱりゃ破けるペナペナ雨具。50円。これだと太ももくらいまでなので、もう1着の袖部分を切り取ってレインチャップスのように履けばよろしい。

シュラフカバーは絶対結露するんで、本来しないほうがいいけど、VBLならば蒸発量はゼロ。100均のでかいビニール袋に入れば完全防水ですね。

 
とはいえ、やっぱり重要なのはマットです。
やっぱダウンエアマットが今のところ一番いいですねー。

が、Expedのダウンエアマット7のショートを使ってますが、最近微妙に空気抜けるんですわな。
山より道具さんやら村上さんがバルブの修理にトライしてるんで、真似してやってみようと思ったけど、ホントにバルブから抜けてるのかわからんかったので、パンパンに膨らませた後で、バルブの漏れそうなところに硬めの軟膏を詰め込みまくってみたものの、やっぱりそれ以外の場所から抜けてるっぽい。

しかし、風呂に沈めたり、泡まみれにしてみたりしても、やっぱり穴は見つからず・・・。

んー、まあいいや。
抜けすぎで使い物にならないわけじゃなくて、2日連続でもまあまだ大丈夫なレベルなんで、寝る前に膨らませば問題ないし。

本体重量583g(実測)。

 
あ、ポンプになるスタッフバッグの内側のスポンジ部分はもちろん切除。
120gから69gに。
4割軽量化。
つか、あのスポンジ部分、何のためについてんの?w

で、結構マット入れても余裕があるので、シュラフも一緒に入れちゃいます。
ということで、シュラフのスタッフバッグもいらなくなるので、23g軽量化。しかも入れやすいしw。

てなわけで、合計すると寝袋+マット+VBLなどなど、寝るためだけに持つもので1145g
これで外気温-25度くらいまではぐっすり寝てます。
まあ、マフラーをミイラ状に顔に巻いたり、スキーブーツのインナーを履いたり、あらゆるものを着たり、丸く小さくなって寝たり、いろいろとテクは使いますが。

さらなる軽量化を考えたら、やっぱりマットとかダウンをエアロゲルにするんだろうなあ。
究極の断熱素材。



Pacific Outdoorがマット出してるけど、どうなんだろー。
AO Aero Mtn Sleeping Pad

ご無沙汰です。
死んでました。

中学のときの同窓会があって、3時くらいまで飲んでから寝てたら、5回くらい起きて吐きまして
こりゃあ二日酔いレベルじゃないなあと思ってて、その後もぶっ倒れていたものの、さすがに水分くらいは補給しようと水飲んでから、また倒れていたら、1時間後くらいにマーライオンのように全部吐きました。

マーライオン
やりおるわい。

多分居酒屋で出たサバの刺身のような感じ。
目の前だったし、結構オイラばっかり食ってたし。

やっぱ食品は危険だ。
サプリがいいよお。

というわけで、水飲んでも吐くのではやばい状態だったものの、毒素は全部吐いてしまうのが一番いいので我慢我慢。
そこからは人肌程度に温めたORS(経口保水液)作って、チビチビ飲んでました。

ORSは水1Lに食塩3g砂糖40g溶かすだけ。
後は味覚調整のためにオレンジやらレモンやらの果汁をちょっと入れるとよろしい。
ま、酸味が欲しかったのでビタミンC入れて、砂糖はブドウ糖にしたけれども。
味はちょっとしょっぱいポカリかな。

スポーツドリンクだとちょいとナトリウムが少ないし、糖分が多すぎる感じ。
薄めて、塩足せばオッケイだけど。

ORSだと浸透圧の関係で、大体真水の25倍くらい水分吸収がよくなるらしい。
おかげで、それまで胃より下に行かなかった水が、やっと腸まで行ってるのがわかった次第です。

やっと復活してきたけど、どうせだからこのまま断食気味にダイエットしよーっと。

どう考えても大して数が出ないニッチな商品を開発してます。

来週くらいにはサンプルができあがるのですが、まさに自分用に作る感じ。
自分的には非常に役に立つものなんですがねえ。

ま、どうなるかは続報をお待ちください。

あ、スキー用です。

ヒキコモリとして、朝から1日かけてアニメ版カイジをYoutubeで全部視聴。
高画質になったし快適ねえ。
YouTube – “カイジ” 動画の結果

会長曰く、
「命はもっと…粗末に扱うべきなのだ…!!命と言うヤツは、丁寧に扱いすぎると淀み腐る…」

ざわ…ざわざわ…

確かに最近ちょっと淀んできたな。腐らせちゃならねえ。
そろそろ動くか。

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